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「こんなものが欲しかった」と、お客様がワクワクするアイテムを世に送り出すのが、コンテンツマーケティング部の商品開発の仕事です。そのためには、つくりたいものと世の中が求めていることとのバランスがとても重要です。たとえば、あるタレントがプロデュースするコスメブランドを立ち上げるとしましょう。いくらコンセプトが個性的でも、市場調査をしてニーズが見込めなければ、お客様に受け入れられない商品を生んでしまう可能性があります。逆も然りで、万人に受ける商品を目指すだけでは他商品との差別化が図れません。肝心なのは、オリジナリティがありながら時代にマッチしていること。
日々の仕事がトレンドと密接に関わるため、SNSや店頭で情報収集したり、自分の物の見方が凝り固まらないよう、普段からアートや映画に触れて色々な価値観を吸収するようにしています。
ゼロから商品を企画・開発し、プロモーションに落とし込んでいく。その過程にはタレントやクリエイターなど多くのプロフェッショナルが関わっており、一人の力で何かを生み出すことはできません。だから私が大切にしているのは、皆が気持ちよく仕事できる環境づくりです。
売上などの数字ももちろん大事ですが、どの過程においても必要不可欠なのは人との関わり合いです。「この人のために」と思って行動すれば相手にも伝わるでしょうし、互いが信頼して働ける関係を築くことで、結果的に丁寧な仕事につながります。チームで力を合わせて商品がかたちになっていく様子を見るとワクワクするし、携わったブランドにはどれも思い入れがあります。
「あのコスメ、可愛いね」友人がそう褒めてくれたり、街中で手がけた商品やビジュアルを目にしたり。仕事の反響をダイレクトに感じられるのは大きなやりがいです。特に、指原莉乃さんがプロデュースするコスメブランド「Ririmew」ではベストコスメを受賞したり、店頭で品切れが続出するなど、人気ブランドの創出に関わる喜びを実感しました。今後はより視野を広げて、生んだ商品を長く愛されるブランドに育て上げるところまで関わりたいと思っています。