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人と人が触れ合いたくなる、価値ある体験を創造すること

人と人が触れ合いたくなる、価値ある体験を創造すること

ビジネスソリューション事業部相良 凛太郎

今、何をすべきか先回りして考える

たとえば、イラストレーターが描く1枚の絵をもとにアーティストが楽曲を制作する。あるいは、人気アニメを題材に、イラストレーターが描き下ろし作品を創作する。こうした、IPという知的財産権を活用したコンテンツの企画開発を行うのがビジネスソリューション事業部です。世の中のカルチャーを、いかにエンターテイメントに変えるか?その視点から企画を練り、プロモーションやクリエイティブなど多様な職種が集うTWIN PLANETならではの方法で具現化していくのです。私は現在、企画した商品の生産管理や発送業務、ECサイトの運用を担当しています。

どんな仕事でも鍵を握るのは「先を読む力」。商品の販売が決まったら、何をいつまでにいくつ納品するのか?メーカーや倉庫と打ち合わせしたり、版元に制作物の確認を早めに取ったりと、業務が円滑に進むよう先回りして動くことを心がけています。

足を運びたくなる場をつくる意義

「イベントには人を笑顔にする力がある」私がその感動を体感したのは、「たべっ子どうぶつカフェスタンドOmotesando」の運営に参加した時。従来の自分の仕事は商品の納品までがメインで、その先を知る機会があまりありませんでした。イベントの運営から告知、プロモーションまで担当したのは初めてで、上司や同僚、他部署と連携しながら進行していったのを覚えています。

迎えた本番では予想を上回る多くの方に来場いただき、イベントは開催期間を延長するほどの大好評に。デジタル化が進む現代に、わざわざ足を運んでキャラクターと写真を撮ったり、商品を手に取ってくださる方がいる。その光景を目にし、IP開発の素晴らしさを実感したのです。

広がりすぎた人の距離を縮めたい

コロナウイルスの影響で生活様式が変化し、人とのつながりが薄れつつある今、エンターテイメントに何ができるかを考えるのも私たちの大切な役割です。一例ですが、いずれVRを使った仮想空間上のイベントを開催できれば、家にいながら誰かと交流したり、遠方の方でも気軽に参加できるかもしれません。そうやって常識にとらわれず、新しい発想で人と人が触れ合いたくなる体験をつくっていきたいと考えています。

We are Mood Makers